住宅ローンの借り換え

住宅ローンの借り換えで掛かる諸費用(各種手数料)の相場は?大手銀行・ネット銀行6社を比較してみた

住宅ローンの借り換えで掛かる諸費用(各種手数料)の相場は?大手銀行・ネット銀行6社を比較してみた

より条件の良いローンを組み直すことのできる、住宅ローンの借り換え。

実は、住宅ローンの借り換え自体には回数制限がありません。

「じゃあ金利が下がるたびに借り換えれば、最高にお得!?」と考えたいところですが、実際にはそう何度も借り換えしないことがほとんどです。

理由は、自身の状況や残金・残年数など考えられますが、「そう何度も借り換えられない理由」としては諸費用が最も大きな要因ではないでしょうか。

「諸費用の相場ってどのくらい?」
「銀行によって違ったりするの?」

そんな疑問を解決するお手伝いができるよう、この記事では、大手銀行・ネット銀行より以下6社の諸費用について紹介していきます。

諸費用とは

諸費用とは、住宅ローンを組む際に発生する費用のことで、保証料・事務手数料・印紙代・登記費用といった費用を総称したものです。

借り換えの場合も、新規にローンを組むのと同じく諸費用がかかります。この諸費用を返済額の軽減分から差し引いて、借り換えメリットがどのくらい残るかを考えます。

逆に前倒しで完済すると、銀行が保証料を払い戻してくれる場合もあります。借り換えを考えている場合は確認してみましょう!

大手銀行・ネット銀行6社の比較

では具体的に、それぞれの諸費用の相場はいくらくらいでしょうか。

先ほど挙げた6社について、具体的な諸費用と相場を紹介します。

全銀行で共通してかかる費用

火災保険料は、長期一括払いとして諸費用に含めて支払うこともありますが、物件によって相場が異なったりします。

借り換えの際に見直すこともできますが、そのまま据え置きでも問題ないパターンも多いです。この記事では相場は記載していません。

司法書士報酬については、銀行が依頼する司法書士によって約5万円~10万円(抵当権抹消費用は1~2万円)といった差が出てしまいます。

契約・登記時期が決まっていないうちは銀行さえ概算でしか金額を出せません。こちらもこの記事では相場は記載していません。

借入時

登記関連費用(抵当権設定登記、司法書士報酬)

借入れ金額の0.4% + 司法書士報酬
※一定の要件を満たせば、0.1%に軽減されます(国税庁のホームページ参考)

借り換え元として借り換え時

抵当権抹消費用

不動産1個につき1,000円 + 司法書士報酬

ソニー銀行

借入時

事務手数料(取扱手数料)

住宅ローン : 一律43,200円(税込)
変動セレクト住宅ローン、固定セレクト住宅ローン : ご融資金額の2.16%

印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税

保証料

無料(保証会社を利用しない)

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)

借り換え元として借り換え時

証明書発行手数料(残高証明書)

432円(税込)

繰上返済手数料(全額繰上返済)

無料

イオン銀行

借入時

事務手数料(ローン取扱手数料)

以下1、2より選択します。

  1. 定額型:108,000円 + 借入れ利率が年0.2%高くなる(税込)
  2. 定率型:借入れ金額の2.16%(ただし最低取扱手数料216,000円)(税込)
印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税
※Web上での契約の場合、紙の契約書が発行されないため、原則印紙代は不要

保証料

無料(原則、保証会社を利用しない)

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)

借り換え元として借り換え時

証明書発行手数料(残高証明書)

756円(税込)

繰上返済手数料(全額繰上返済)

54,000円(税込)

じぶん銀行

借入時

事務手数料

借入金額×2.16%(税込)

印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税
※Web上での契約の場合、紙の契約書が発行されないため、原則印紙代は不要

保証料

無料(保証会社を利用しない)

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)

借り換え元として借り換え時

証明書発行手数料(残高証明書)

756円(税込)

繰上返済手数料(全額繰上返済)

変動金利適用中:無料
固定金利適用中:1契約につき32,400円(税込)

三菱UFJ銀行

借入時

事務手数料

1件あたり32,400円(税込)

印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税
※Web上での契約の場合、紙の契約書が発行されないため、原則印紙代は不要

保証料

借入金額/100万円あたり、元利均等返済、保証料一括前払い型、元金返済据置なしの場合

借入期間 5年 10年 15年 20年 25年 30年 35年
保証料 4,580円 8,544円 11,982円 14,834円 17,254円 19,137円 20,610円

※上記は一括前払い型の場合で、利息組込み型は、借入利率がさらに年0.2%高くなる

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)

借り換え元として借り換え時

・証明書発行手数料(残高証明書)
756円(税込)

・繰上返済手数料(全額繰上返済)
インターネット:16,200円
テレビ窓口:21,600円
窓口:32,400円

※戻し保証料が保証会社から返される場合、その範囲内で、上記の他に保証会社事務手数料10,800円が差し引かれる。戻し保証料が無い場合、別途支払う等する必要はない。

新生銀行

借入時

事務手数料

ステップダウン金利タイプ、安心パックW(ダブル)、安心パックS:162,000円(税込)
安心パック:108,000円(税込)
いずれも申し込まない場合は54,000円(税込)

印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税

保証料

無料(保証会社を利用しない)

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)
さらに、安心パックW(ダブル)・安心パックS・安心パックの場合は「団体信用介護保障保険料」も無料でサービスが受けられる。

借り換え元として借り換え時

証明書発行手数料(残高証明書)

1,080 円

繰上返済手数料(全額繰上返済)

無料
ただし、安心パックW(ダブル)で借入日から5年以内に完済する場合は、162,000 円(団信の保険事故に伴う完済、または担保物件の売却に伴う完済を除く)

住信SBIネット銀行

借入時

事務手数料

融資金額の2% + 消費税

印紙代

国税庁のホームページ記載に従った印紙税
※Web上での契約の場合、紙の契約書が発行されないため、原則印紙代は不要

保証料

無料(保証会社を利用しない)

団体信用生命保険料

無料(団体信用生命保険料は銀行負担)

借り換え元として借り換え時

証明書発行手数料(残高証明書)

864円(税込)

繰上返済手数料(全額繰上返済)

変動金利期間中:無料
固定金利特約期間中:32,400円(税込)

銀行ごとの相場、体系の違いは上記の通り。

諸費用だけなら、ネット銀行系の方がやや安く見えますね。ですが、審査が厳しかったり「諸費用が安く金利が高い」といったパターンもあります。

費用を安く抑えたいなら、やはり総額の試算をすることが必要ですが、上記のような諸費用の特徴を知っておけば、自分に合う合わないや諸費用の概算イメージが見えてくると思います。

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