住宅ローンの基礎知識

住宅ローンは融資額が大きくなりやすく長期化してしまうからこそ見直しが効果的なのです

さまざまな住宅ローンの概要を見てみよう

住宅ローンの借り換えを検討するときに、いくつかのキーワードがあるので紹介しておきましょう。

まずは金利です。まず注意が必要なのは固定性なのか変動性なのかということです。

固定とは返済期間中一定金利ということで、逆に変動金利は情勢に合わせて変動するということです。

どちらがよいのかではなく、利用の仕方や融資金額、返済期間などでおすすめとなる選び方が異なります。

金利と似ているもので保証料があります。

保証料とは金融機関が借り手の返済が滞ったときに肩代わりしてくれる保証会社を付けていて、その会社に支払うのが保証料です。

金融機関によっては保証料の設定がゼロのところから数パーセントまでさまざまです。

住宅ローンを締結するときに金利を優遇する条件として、金融機関は独自にいろいろな条件を付けています。

例えば、給与振込を同じ口座にするなどの条件があるのです。

最後に繰り上げ返済を取り上げますが、住宅ローンは無金利ではありませんから、借り入れ期間が長くなればそれだけ返済額が余分に掛かります。

月々の支払いはもちろん大切なのですが、急なお金が入るボーナス時などで返済を先に済ませることも長い目で見たときに支払額を抑えることができるのです。

ローンの種類によっては繰り上げ返済を認めていない場合や別途手数料が必要な場合もあります。

自分が借りようとしている又は借りている住宅ローンがどのような種類で、どこに利点があるのか知ることも借り換えをはじめる手順の最初の一歩となるでしょう。

ちりも積もれば、住宅ローンも同じこと

一般的に、返済額が1,000万円以上、返済期間が残り10年以上、借り換え前後で金利と保証料の合計が1%以上変更になるなど、どれかに当てはまる場合は検討してみる価値があります。

もちろん条件次第ではそれに満たない場合にメリットが期待できることもあれば、それ以上でもほとんど変わらないこともあるので、自分の返済プランに合うかどうかも重要です。

金融機関が住宅ローンを提供するのは、高額になる貸し出しのデメリット以上に長期間の金利が期待できるメリットがあるからです。

そのために、借り手の返済が滞る不安がどうしても拭えません。

そこで保証料や担保をとることになるのですが、各金融機関とも互いにギリギリの設定を打ち出しています。

借りやすいけれど比較的金利が高いとか、金利は安いけれど繰り上げ返済に手数料が掛かるなど、一長一短というわけです。

返済期間が短い場合や借り入れ金額が少額だと、同じ借り換えの手間でもメリットがそれだけ少なくなるので、これらの目安が見直しの基準になってきます。

もう少しならここまでできると言う余裕が、返済プランにマッチングすることが総返済額を少なくさせる重要なポイントになります。

ある人にとってはよい住宅ローンが別の誰かにとってよいとは限りませんので、そこがローンの組み替えを分かりにくくしている部分です。

借り入れ時から状況が変わっている場合は、特に見直しが効果的と言えます。

住宅ローン組み替え手順

別の住宅ローンに組み替えを検討しはじめて、候補となる新しいローンが見つかった方に、一般的な住宅ローンの組み替え手順を紹介しましょう。

まずは気になる金融機関にアプローチするところから始まります。

ここで弾かれてしまっては先に進めないので、現状を踏まえて気になることを確認します。

ただこの時点では返済中の金融機関には相談しません。

そうでないと先々その金融機関とシコリができますので今はまだそのときではありません。

無事に新しい借り入れが決定すると、借り入れしていた金融機関に一括返済を申し込むことになります。

別の住宅ローンに乗り換えるという話しは必要なく、単純にローンの返済を一括で行う旨を告げて、一括返済を済ませて担保になっていた抵当権などがあれば抹消登記を済ませます。

そのときに、新しい借り入れ先から抵当権の要望がある場合にはその登記も行いましょう。

いずれにしても手間はそれなりに掛かりますが、審査さえ通れば手続き自体は円滑に進むはずです。

ただし、借り換えの審査はいつも通るとは限りません。

地価の下落が進んでいたり、返済者の健康状態や返済能力など最初の借り入れ時よりも悪化していると借り換えたくてもできない場合が起こりえます。

一般的に住宅ローンは何十年と長期化します。

借り入れ時よりも返済能力や返済条件の変化で最適な住宅ローンは変わっても不思議はありません。

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