住宅ローンを借り入れる時に、変動金利にするのか固定金利にするのかまず悩むところではないでしょうか。
もちろんどちらが良いとは一概に言えるものではありません。
変動金利は、長期固定金利型に比べると金利が低いという特徴がありますので、毎月の返済額に差が現れてきます。
たとえば、2000万円の住宅ローンの場合、変動金利が1%なら56,000円程度毎月々住宅ローンで支払っていくことになるのですが、固定金利が3%の場合だと76,000円程度の支払いになるため、この2万円の差はかなり大きく感じます。
毎月2万円の差があれば1年で24万円もの差が出てきますので迷ってしまうのも致し方ない部分はあるでしょう。
しかしながら、これだけで変動金利に決めてしまうのは大変危険です。なぜなら、変動金利と言われているくらい、金利が上昇すればおのずと住宅ローンの金利もアップしてしまうからです。
今は金利が低く変動金利の方が固定金利よりもお得感が大きくなるのですが、仮に金利がアップして固定金利よりも変動金利の方が高くなってしまった場合、支払い額は先ほど計算した76,000円以上になることも簡単に想像できます。
これから金利がどのように動いていくのかにも注目しながら決めていくと良いでしょう。