住宅ローンの減税は、住宅ローンを返済している間ずっと続くわけではありません。
住宅を購入してから予め決められた期間のみ減税を受けることができるようになります。
減税額や減税が受けられる期間については、住宅を購入した年数によっても変わってきます。
一般的には平成21年~平成25年の間に居住していることが認められている方が10年間の減税を受けることができるのです。
ただし、平成22年度前に申告されている方よりも平成23年度に申告をされた方の方が減税が受けられる控除額が減ってきているのが実情です。
ただし、長期優良住宅については控除率が引き下げられているというのが現実ですから、高額になる住宅の購入を検討されている方は控除が受けられる今、住宅を購入することを検討してみると良いかもしれません。
また、平成19年と21年に住居を購入された方は、控除期間を2通りから選ぶことができるようになっています。
控除を10年受けるか15年受けるかを選択することができます。しかしながら、すべての方が15年を選択すればお得かと言えばそうではありません。
自分がどちらの控除タイプが適しているのかをしっかりと把握し、選択することで失敗や損をすることが少なくなります。